1634年にレンブラントが描いた2点の肖像画が修復を終えてようやく再会した。一組の夫婦を描いた等身大の肖像画で2016年2月のフランス・パリ・ルーブル美術館とオランダ・アムステルダムのオランダ国立美術館が共同購入し以降、オランダとフランスを行き来しながら展示されている。描かれているのはオランダのブルジョア階級の夫婦で、レンブラントによって永遠の命を吹き込まれた。この肖像画は400年近く並んで展示されてきた。1634年、28歳のレンブラントはすでにその才能が注目されていた。夫婦は2枚の絵で対になるように描かれている。コレクターは常に2枚一組で作品を購入してきたという。2015年、2枚の絵はパリで売却されることになった。フランスとオランダが共同購入してルーブル美術館とオランダ国立美術館で5年おきに交代で展示することが合意された。