鈴木福さんが、ファミリーマート社長の細見研介氏から成功の極意を学ぶ。ファミリーマートは全国1万6263店舗展開するコンビニで、1973年に埼玉・狭山市に1号店が開店した。細見社長は1986年に伊藤忠商事に入社し、アパレルやブランドマーケティングを担当していた。そして、2021年にファミリーマート社長に就任し、社長室には様々な服装に合わせられるようたくさんの靴が並べられていた。また、服装だけでなく、体型にも気を遣っており、朝出勤前には1時間ほど運動をしているという。ファミリーマートでは近年アパレルの売上が急上昇しており、昨年にはコンビニ業界初となるファッションショーを開催した。そして、細見社長は新商品の打ち合わせをした。ファミリーマートは2021年にプライベートブランド「ファミマル」を立ち上げ、オリジナル商品開発に力を入れている。また、大ヒット商品も、現状維持ではなくより良く改変を続けているという。また、細見社長は、昼休みには消費者目線でファミリーマート店舗で買い物をしている。ファミリーマートといえば有名な「ファミチキ」だが、2021年にコロナの影響でタイから輸送ができず、一番売れるクリスマスに届かなくなったため、急遽6億円のコストを掛けて飛行機の輸送に変えたという英断をした。そして、管理職メンバーとランチミーティングをしながら、社員の悩み相談などを聞いていた。午後、細見社長は麻布台ヒルズの「ファミマ!!麻布台ヒルズ店」を視察。この店では、アパレル商品がオープンから1週間で100万円を超える売上になったという。今後も、ファミリーマートは小さな「勝ち」や「成功」を重ね続け、大きな波動につなげていくという。