シリア情勢。暫定政権を主導するシリア解放機構がSNSに投稿した写真。ジャウラニ指導者が国内の少数派のイスラム教ドルーズ派と面会している。国連などから少数派を尊重した新しい国づくりが求められる中、ジャウラニ指導者はシリアの団結を呼びかけ国内融和の姿勢を改めてアピールした。国外に逃れているシリアのクルド人・シェルルオマルさんは慎重な姿勢を示しており、隣国トルコの動きも注視している。トルコは国内に少数派のクルド人を抱え、クルド労働者党とテロ組織に指定している。そのためトルコから働きかけがあれば暫定政権はクルド人排除に方針転換するのではないかとオマルさんは心配している。