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「メルツ氏」 のテレビ露出情報

フランスのマクロン大統領は今月の5日。フランスが持っている核兵器による抑止力いわゆる「核の傘」をヨーロッパ各国へ拡大することについて議論を開始すると表明。ロシアによる脅威を念頭に置いたもの。世界各国の核弾頭の数は、アメリカやロシアが群を抜いている中で、フランスは世界4番目の核保有国。これまでアメリカは、NATO(北大西洋条約機構)を通じてヨーロッパにその核の傘を提供してきただが、今そこが揺らいでいる。フランスは従来、自国を守るための「核の傘」をヨーロッパに広げることこの議論を開始したというこ。これを提案したのが、ドイツ次期首相候補のメルツ氏。ドイツは核保有国ではない。メルツ氏なのだが現在69歳。ドイツでは先月総選挙が行われ、第1党になった中道右派のキリスト教民主社会同盟の党首。元々は弁護士で、大手資産運用会社で幹部を務めた経験もあるビジネスマンの側面もある。ドイツ政治に詳しい日本国際問題研究所の高島亜紗子研究員によると「メルツ氏は自身がビジネスマンであることを非常に意識し非常に経済通。アメリカ・トランプ大統領にも親近感を持っていた時期もあった」。アメリカ・トランプ大統領就任直後、ドイツ次期首相候補・メルツ氏は、1月21日に「我々にとって注目すべきパートナーとなり得る」と言っていたが、わずか1か月後、先月23日には「防衛においてアメリカから独立できるようヨーロッパの強化が最優先事項」(BBC)と友好的な発言からトランプ政権とは距離を取るような発言にわずか1か月で一転。先月14日、アメリカのバンス副大統領がミュンヘン安全保障会議の中でドイツへの内政干渉とも取れる発言をした(共同通信)。日本国際問題研究所の高島亜紗子研究員によるとこの発言に対して、メルツ氏が憤慨をした。核保有国のフランスとともにヨーロッパの安全保障のためヨーロッパの核の傘拡大へ動いたのではないかという。ヨーロッパが自立の動きがある中、アメリカ側もトランプ大統領、NATO(北大西洋条約機構)加盟国の国防支出が不十分な場合は攻撃を受けても防衛しないということで、ヨーロッパは突き放すような発言が相次いでいる。高島さんによると核保有国であるフランス、ヨーロッパの盟主ともいえるドイツが「核の傘」の議論を開始することは、ヨーロッパの安全保障にとって重要。ヨーロッパ各国もですね歓迎する流れになるのではないかと分析。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月7日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
ヨーロッパはトランプ大統領の姿勢によりウクライナ支援の在り方と同時に、アメリカ抜きでのヨーロッパの安全保障の構築は可能なのかという戦後の安全保障体制を見直すともいえる疑問を突きつけられている。こうした中でマクロン大統領が提案したのがフランスの核の傘のヨーロッパへの拡大。フランスはアメリカへの依存を嫌いドゴール政権時から核戦力を維持してきた。ロシアによるウクラ[…続きを読む]

2025年3月7日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングもっと知りたい!NEWS
ベルギーで行われたEU特別首脳会議でトランプ政権が欧州各国に対し国防費の増額を迫る中日本円で約125兆円規模のヨーロッパ再軍備計画に合意の見通しを示した。先週トランプ大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談が失敗しアメリカがウクライナへの軍事支援を停止する事態にまで発展している。影響が欧州全体に波及する中マクロン大統領はフランスの核兵器による抑止力「核の傘」を欧[…続きを読む]

2025年3月6日放送 23:40 - 0:25 フジテレビ
FNN Live News α(ニュース)
マクロン大統領は5日、ウクライナ情勢についてテレビで演説を行った。「ウクライナで止まるとは考えにくく、今後も欧州の脅威であり続ける」と強調した。フランスの核抑止力をヨーロッパの同盟国にも広めることについて検討を始める考えを明らかにした。この議論はドイツ次期首相に就任見込みの、メルツ氏からの要請を踏まえたものとのこと。

2025年3月6日放送 17:00 - 17:57 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
フランスのパリにいる野原直路記者が今回のマクロン大統領の発言について解説。マクロン大統領はこれまでも、ヨーロッパは安全保障をアメリカに頼らず、みずから担っていくべきだという考えを繰り返し表明してきた。ロシアによる軍事侵攻が始まる前の2020年には、核兵器の抑止力をヨーロッパに広げることに言及したこともあった。ただ、そのときは具体的な議論までには発展しなかった[…続きを読む]

2025年3月6日放送 11:30 - 11:45 日本テレビ
NNN ストレイトニュース(ニュース)
フランス・マクロン大統領は5日、テレビ演説で「ロシアはヨーロッパ全体の脅威だ」としたうえで、「フランスの核の抑止力でヨーロッパを防衛する議論を始める」と述べた。ヨーロッパではアメリカ・トランプ大統領がロシア寄りの姿勢を示していると危機感が広がっていて、マクロン大統領は「アメリカが我々の側に留まってくれると信じたいが、そうでない場合に備えて準備しておかなければ[…続きを読む]

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