トランプ大統領を乗せたエアフォースワンがさきほど、羽田空港に着陸した。大統領専用機のエアフォースワンは、ボーイング社の大型旅客機を特別に改造したもの。3階建てで、約370平方メートルの広さがある。機内には、大統領執務室などが備えられている。機内からは、同行記者団ら関係者が先に降りてくる様子が見られた。トランプ氏は、あす午前、日米首脳会談に臨む。高市首相とは、対面で初めての会談となる。あさってには、韓国を訪れ、米韓首脳会談を行い、木曜日には、米中首脳会談に臨む。エアフォースワンの機内でトランプ氏は、高市首相と電話会談を行った。会談で高市首相からは外交・安全保障の最重要事項である日米同盟を強化すると伝えられ、トランプ大統領からは高市首相が安倍元首相の盟友であることから非常に会うのを楽しみにしていると伝えられた。トランプ大統領はSNSを更新し、「今日本に着いた、天皇陛下に会うのを楽しみにしている」と投稿した。トランプ大統領が天皇陛下と会うのは国賓として来日した2019年5月以来となる。トランプ大統領が専用機から下りて来て木原官房長官やグラス大使夫妻と握手し言葉を交わした。トランプ大統領はそのまま徒歩で近くに停めてある大統領専用ヘリコプター「マーリンワン」に搭乗した。この後トランプ大統領は羽田空港から六本木の米軍のヘリポートに移動、そこから都心のホテル等に移動してその後天皇陛下に会見される。日米首脳会談で予想されるトランプ大統領からの要求は、関税と投資、防衛費増額、ロシア産エネルギー輸入停止などとみられる。明日の予定は午前中に日米首脳会談、ワーキングランチで高市首相とランチを行う、拉致被害者家族との面会も調整中。午後は横須賀基地を視察、その際に高市首相もマリーンワンに同乗し米空母でのトランプ大統領の演説の際には一緒に艦上に立つのではないかとも言われている。
