英国を公式訪問中の天皇皇后両陛下が国賓としてチャールズ国王夫妻が主催する晩さん会に出席された。親善を目的に陛下が英国を訪問されるのは23年ぶり。23年前の2001年には、雅子さまがご懐妊され、陛下がおひとりで英国を訪問し、帰国後の会見では「次回はぜひ2人で一緒に」と話されていた。日本時間午後8時、チャールズ国王とカミラ王妃が式典会場に到着され、その約20分後、天皇皇后両陛下も到着され、握手を交わされた。会場では、「さくらさくら」が演奏された。陛下は、チャールズ国王と同じ馬車に乗り込み、バッキンガム宮殿に向かわれた。宮殿内撮影された写真で、陛下は受章したばかりの英国最高位のガーター勲章を身に着けられていた。日本時間午前5時頃、両陛下は、晩さん会に出席された。晩さん会は、ボールルームと呼ばれるバッキンガム宮殿最大の部屋で行われた。約170人が集い、チャールズ国王は陛下の隣で、日本語を交えつつ乾杯の辞を述べた。ジブリ作品やポケモンの話をするなど、ユーモアを交えながら、英国に留学していた陛下との思い出話に触れ、「日英両国が戦争という暗い過去の上に緊密な友情を築いてきた」などと述べた。陛下は、両国の交流の一端を担ってきたことを嬉しく、ありがたく思うなどと述べられ、オックスフォードでの留学について触れられると、「チャールズ国王のライバル大学で申し訳ありま今週金曜日までを予定している。