絶滅危惧商品マッチは現在どれだけ売れているのか計ってみた。現在マッチの製造から箱詰めまでを一括で行う会社は日本で2社のみ。その一つが日東社。国内シェアは7割を超え日本のマッチ製造を支える最後の砦とも呼べる会社。日本でマッチ作りが始まったのは明治初期。インフラが整っていない当時は生活必需品だった。日本製は海外でも高く評価され国内に210社のメーカーがあった。そんな中、昭和になると日東社は広告マッチを展開し業界に革命を起こす。昭和40年代には1日2000万本を生産していた。しかし昭和50年代、100円ライターが登場し売上が激減。競合他社がマッチ事業から撤退する際に箱のデザインをそのまま日東社に譲渡する企業が続出。一時のピンチを脱し今では1日約600万本を製造、年間売上額は約4億円に上る。
