注目記事「AIのウィンブルドン現象」。ウィンブルドン現象とはホームグラウンドで外国人プレイヤーが活躍する光景。生成AIが爆発的な勢いで世界に利用されるようになる中で日本でもGAFAMと呼ばれるアメリカのプレイヤーがこぞって攻勢をかけてきている。きょうのテーマ「日本勢の勝機は「産業データ」にあり」。AIを動かす大規模言語モデルの成長などについて紹介された。日本勢は投資競争についていくのは難しい。日本の戦略について注目は法人需要だという。産業データ活用には課題がある、例として半導体の性能を左右するシリコンウエハーの大手メーカーは、技術者の論文全般を外部へ公開することさえ禁じる企業もある。中山さんは「データを持つ企業とどうやって連携していくかが重要。GAFAMが築いたネット時代の勝ち筋を振り返ってみますと電子商取引だったりネット広告だったりアプリ販売だったりする。AIの時代は企業と一緒に付加価値を高めるようなサービスを考えていく、そういう戦いになってくるんじゃないかと思うんですね」などと話した。(日本経済新聞)