日本一の水揚げ量を誇る釧路港の主力・マイワシの先月の水揚げ量は、去年の同じ時期の1割ほどに落ち込む低調となっている。釧路港は水揚げ量が2年連続で全国で最も多く、中でもマイワシは去年、全体の9割近くを占めた主力。北海道まき網漁業協会によると、ことし6月~先月末までのマイワシの水揚げは3万5995トンで、去年の同じ時期の半分程度にとどまっているという。「水産研究・教育機構」の由上龍嗣グループ長は、「今年は千葉・銚子沖の海水温が低く、冷たい水を好むマイワシがとどまっているため北上が遅れている」と分析した上で、「9月に入り釧路沖の海水温が低くなってきたので今後、群れが入り漁獲が増える可能性がある」と話している。道東沖のマイワシ巻き網漁は、来月にかけて本格化する。
