インフルエンザ薬である「アビガン」がマダニを通して感染するSFTSの世界初の治療薬となる見通し。昨日、厚労省の専門家部会はインフルエンザ薬の「アビガン」をSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の治療薬として承認することを了承した。承認されれば世界初の治療薬となる。SFTSはSFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることにより感染する感染症で、発熱や下痢などの症状がでる。日本国内では去年130人ほどが感染していて少なくとも9人が死亡している。
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