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「マッチングアプリ」 のテレビ露出情報

今、恋愛をめぐる価値観が急激に変わってきている。注目ワードは「コスパ」(無駄にお金をかけずに)、「タイパ」(無駄な時間をかけずに)、「エネパ」(労力をかけずに)。恋愛に効率を求める時代になった。マッチングアプリではAIなどの最新テクノロジーが運命の相手を見つけてくれる。マッチングアプリの勢いはどんどん拡大している。一方、最新の研究により、恋愛の科学的な分析も進行している。今回は未来の恋愛のあり方を考えていく。
2010年代から恋愛の大変動が起きていた。そのきっかけを作ったのはマッチングアプリTinder創始者のショーン・ラッド。当時20代のラッドは気になる相手に話しかけられないという、よくある悩みを抱えていた。ラッドはもっと手軽に出会える方法はないかと考えた。そして、知り合いたい者同士が気持ちを分かり合えるアプリTinderを開発した。写真やプロフィールなどから興味があれば左右のスワイプで意思表示し、双方がいいねと思えばやり取りがスタートする仕様だった。Tinderは瞬く間に広がり、現在では世界中で利用されている。現在、無駄を省きコスパの高い出会いを提供してくれるサービスが数多く開発されている。面倒なやりとりなしで食事デートができるアプリや、スマートウォッチの機能を使い心拍数の変化によって相手をオススメするアプリなど。また、AIを駆使したマッチングシステムも続々登場している。大量のデータをAIが解析し、恋愛観や結婚観などを診断して相手をオススメする。AIを活用したマッチングは少子化対策として各自治体などにも注目されている。仮想空間のマッチングアプリもある。アバターを通じたデートで、仮想空間で恋人が探せる。顔が見えないからこそ、その人の内面がしっかり見えるとのこと。一方で、マッチングアプリには、ストーカーや宗教勧誘などのトラブルに巻き込まれる危険性もある。遺伝子を使ったマッチングの研究もされている。HLA遺伝子の型が離れている同士だと、病気にかかりにくい子孫が期待できるという。そうした一方で、「恋愛する人」自体は増えていないという。2022年に内閣府が公表したデータによると、20代独身男性の約40%、20代独身女性の25%に中学卒業以降のデートの経験がないと回答したという。また、20代男女の半数以上が「配偶者・恋人はいない」と回答している。恋愛する人が増えない理由には、若者が少ないため若者同士の自然な出会いが難しいということや、恋愛の原資である「お金」「労力」「時間」が社会的要因などにより足りていない人が多いことなどがある。そうしたことの解決策として、マッチングアプリは必要なものだと言えるかもしれない。未来の恋愛はどうなっていくか。ボーカロイドと結婚した男性がいるが、その背景にはAIやホログラム技術の進化によりより人間らしい架空のキャラクターが登場していることがある。ただ、現状ではアンドロイドに心や感情を持たせるまでには至っておらず、人と同じような恋愛は難しい。近年、脳科学の研究でわかってきたことに、「恋愛の賞味期限は3年」ということがある。魅力的な相手と出会ったとき、「快楽物質」とも呼ばれるドーパミンが大量に分泌され、それが快感に繋がり恋をしていると感じるのが恋愛のメカニズムだが、時間が経つに連れて興奮を感じなくなっていくという。しかし、現実には3年を過ぎてもパートナーと一緒にいる人は多い。大切なのは「信頼」。恋してる気持ちが減ってきても、ともに時間を過ごすことでオキシトシンと呼ばれる愛情ホルモンが分泌され、信頼や安らぎを得られやすくなる。将来、タイパやコスパなどの効率を求める恋愛の先に、人々は信頼を見出すことができるのか。恋愛をどうデザインしていくのか。我々は、自分の生き方と向き合うことがより求められていくのかもしれない。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月6日放送 5:50 - 9:00 日本テレビ
ZIP!街録ZIP!リアルレビュー
婚活アプリで婚約者と出会った20代の会社員の女性は「社会人になって出会いがあまりなくて、友達がやっていたのに感化されて始めてみようと思ってアプリを入れた。最初はイタリアンのお店に行って、2回目で付き合いました。マッチングしてから2~3週間で付き合ったと思う。ビビッと…あっちがきていました。もう婚約していて、来年2月ごろに結婚式を挙げる予定。界隈が違う人に出会[…続きを読む]

2024年9月18日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
東京都は結婚を希望する人の出会いを支援するため開発を進めてきたマッチングアプリの本格運用をあさってから始めることとなった。都の独自のマッチングアプリは相手に求める条件などをもとにAIが相性がいいと判定した相手を選んで出会いにつなげるシステムとなっている。都は去年12月から都の交流イベントの参加者などを対象に先行利用を始めていた。都によるとおよそ1200人の先[…続きを読む]

2024年8月27日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(ニュース)
結婚に関し政府が10代から30代を対象に行った調査で、結婚相手との出会いのきっかけについて既婚者の25%、4人に1人がマッチングアプリと答え最も多くなった。次いで職場や仕事関係が21%、学校が10%、友人などからの紹介が9%、パーティ−などが5%となっている。政府はアプリを安全に利用できる環境整備などSNSを通じた出会いの支援の強化を検討している。

2024年6月7日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース@nyc
最近デートの在り方が話題になっている。デートアプリ、日本ではマッチングアプリ。米国の30歳以下の若者の半分ぐらいがデートアプリを使ったことがあり、65歳以上でも10%以上が使っているという調べもある。最近若い女性を中心にデートアプリに対する疲れが広まり、肝心の女性ユーザーが減っている。女性がマッチングアプリに疲れてしまった理由についてマイケル・マカティアさん[…続きを読む]

2024年5月22日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ(特集)
マッチングアプリのトラブルを街の人に聞くと「連絡の催促がしつこい」「外人さんに株の話をされた」「すぐにホテルに誘われた」など。マッチングアプリでは相手への警戒心が薄れる傾向にあるため、警戒心をもつことが重要。

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