日本時間の昨夜からNATO外相会合が行われている。トランプ大統領が国防費の割合をGDPの5%まで引き上げることを主張する中で対応が協議されているが、ヨーロッパは軍事面ではアメリカに逆らえないとの声も聞かれているという。ルビオ国務長官は反感を持っているとすれば責任を果たさない加盟国だけと言及し、予算増額を迫った。ルッテ事務総長はヨーロッパの多くの国が最大規模の国防費増額をはかる決定を行ってきたことは素晴らしいことと言及。アメリカはすべての加盟国に対しGDPの5%まで引き上げることを主張しているが、スペインやイタリアは2%さえ達成できておらず、アメリカの要求に従わざるを得ない立場となっている。