福袋商戦がスタート。福袋は時代の世相を表すと言われている。今年の福袋のトレンドは?今週から吉野家では福箱を販売。ビッグエコーでも今日からビッグスマイル福袋2025を販売。福袋の始まりは江戸時代、着物を作る際に出た切れ端を小さな袋に詰めて売ったのが起源とも言われている。明治時代には松坂屋の前身である伊藤呉服店が年始に「多可良函」を発売し、行列ができる様子も記録されている。昭和に入り福袋は定着。1980年代には初売りの百貨店には長蛇の列ができていた。バブル期には黒のベンツなども賞品に。徐々にエスカレートし、2000年にはミレニアムを記念し2億円の福袋も誕生。ギャルの聖地であるSHIBUYA109では福袋の中身の交換会もみられた。リーマン・ショック後に中身の見える福袋が増えたと言われている。SNSの普及も福袋の人気加速の要因となり、外国人観光客にも人気となった。過熱する福袋争奪戦を受けて事前予約制も登場。夢を買う福袋だが、来年のトレンドは物価高の世相を反映したお米や油などが入った生活応援福袋などが注目されているという。