石黒英之がトヨタの決算について値動きが荒い展開などと解説。中身を見るとグループ全体の販売台数見通しはほぼ前期並み。今期の想定為替レートも1ドル145円。円高水準と厳しめに見ている。見通し自体は保守的な印象。今回の決算のポイントは日本企業で時価総額1位であるトヨタが最大1兆円規模の自社株買いを実施すると発表したこと。日本企業の資本効率改善に向けた象徴的な動き。トヨタのみならず日本企業が変わりつつあるということを世界に示す大きな動きだったと思うなどと説明をした。矢作大祐が今日の日本製鉄が決算発表について解説。やはり一番注目されるのはUSスチールの話。USスチールが5月2日の1−3月期の決算発表で日本製鉄の買収が今年下半期に完了する見込みということを発表。今の進展を見ると4月半ばにUSスチールの臨時株主総会に参加した株主のほとんどが買収を承認しているので問題ない。ただ全米鉄鋼労働組合からの買収反対の声というのは依然根強い。大統領選挙が迫りつつある中でトランプ氏もバイデンもどちらも反対している。買収時期が少し先延ばされてしまう可能性はあるなどと説明をした。