ライオンのオスは群れに属していない。アフリカのサバンナでライオンはネコ科で唯一群れで行動し、群れはプライドと呼ばれる。プライドではオスが複数のメスに取り囲まれているように見えるが、大人のオスがプライドのメンバーではない。プライドは子を除くとメスだけで構成されていることが分かってきた。メスが複数いると子育てがしやすい。プライドのメンバーは大多数が血縁関係で大家族で助け合い子どもを育てている。メスライオンは俊敏性が高くオスより狩りの能力が高いという。俊敏でチームワークで襲いかかることで狩りの成功率が上がるという。幼い頃から狩りを学ぶ。子どもに自分を追わせて狩りを教えている。メスの絆でプライドを守り次世代を育んでいる。動物園でも絆を深める様子がみられる。大人のオスライオンはプライドから独立し、2~3頭で放浪している。狩りは自分たちでする。メスに認められて力のあるオスグループだけがプライドを独占する。数年間、定期的に同じプライドを訪れ子を作り、メス・子どもを他のオスから守っている。オスにはプライドをめぐる争いがあり、強いオスだけが子孫を残していく。競争に欠かせないのが咆哮。咆哮は自分がプライドの主と主張し、他のオスを威嚇するために使われる。咆哮は車のクラクションとほぼ同じで、サバンナでは8キロ先まで届くという。
