地方の市街地で、一般の人が自家用車を使い、有料で客を運ぶ「ライドシェア」が始まる。政府は去年12月、自治体が主体となるライドシェアの制度について、過疎地以外に、都市部でもタクシーが不足する時間帯などに運用できるように制度を拡充した。これを受け、石川県小松市が来週木曜日から、大分県別府市が6月から始めると発表した。小松市では、タクシーが不足している午後5時から午前0時までの間、10人が稼働する予定で、ドライバーも順次増やしていくことにしている。他にも、京都府舞鶴市など3つの自治体が開始を表明した。