- 出演者
- 福田光男 小松宏司 小山径 細田史雄 坂下恵理 長谷川史佳 島田莉生 塩崎実央 河畑達子
オープニングの挨拶をした。
タクシー会社が夜間の運行を休止し飲食店などとの移動に支障が出ていた庄原市で、商工会議所が中心となって地域の人たちが運転する乗り合いバスの実証運行を始めた。実証運行は、国が去年12月に設けた制度を全国で初めて活用した。利用者は電話やウェブで予約したうえで市内のおよそ40の乗り場から乗車し二種免許を持たない人たちがバス会社の安全管理のもとでドライバーを務める。ことし12月まで運行し利用状況などを調べるという。
世界の海を航海した帆船の模型を集めた展示会が東広島市で開かれている。県内の愛好家グループが開いたもので、会場の東広島芸術文化ホールには、グループのメンバーが制作した精巧な帆船の模型およそ70点が展示されている。このうち18世紀にフランスで建造された大砲を載せたフリゲート艦の模型は、船尾にあしらわれたロココ調の豪華な彫刻や船首に取り付けられた女神の像を粘土を使って忠実に再現している。また、19世紀に中国から英国へ紅茶を運搬していたティークリッパーと呼ばれる大型帆船は高速で走れるように鋭い船首と浅い船底という造りになっている。丁寧に縫い上げた40枚の帆を張るなどしておよそ2年かけて制作されたという。展示会は今月23日まで開かれている。
タクシー会社が運営主体となり一般のドライバーが自家用車などを使って有料で人を運ぶ「日本版ライドシェア」について、九州運輸局は県内で初めて鹿屋市でタクシー会社を運営している坂元運送に参入を許可した。坂元運送はドライバーの減少などから、先月九州運輸局鹿児島運輸支局に参入を申し出ていた。運用が始まるエリアは鹿屋市と東串良町で、時間は金曜日と土曜日のそれぞれ午後4時台から翌日の午前5時台までとなっていて、配車アプリを通じて予約を受ける予定。会社によると使用できる車両は2台で、今後ドライバーの確保や配車アプリの準備などを進めて、ことし11月にもサービスを始めたいとしている。会社の宮田正広所長は「県内では初めてのことで手探りの状態だが準備や運用を進めて課題が見えてくれば問題提起もしていきたい」とコメントしている。
鹿児島市は一部の女性職員が着用している事務服について、職員へのアンケートで「不要」などとする意見が多かったことから、来月末で廃止することにした。鹿児島市ではおよそ40年前の1976年ごろから男女ともに事務服を導入した。一度は廃止されたが、職員からの要望を受けて2010年から再び導入していて、現在は秘書課と議会事務局の女性職員15人が着用している。鹿児島市は今年度事務服にかかる経費として45万円の予算を計上している。市では技術職の作業服についても現在アンケートを行っていて、結果によっては改善を試みるとしている。
岡山市のデパートで来年の正月を祝うおせち料理の予約の受け付けが、早くもきょうから始まった。岡山高島屋ではおせちの予約を受け付ける特設コーナーが設けられ、午前10時の開店と同時に買い物客が次々と訪れて予約の列を作っていた。このデパートでは今シーズン店頭でおよそ900種類、オンラインでおよそ1500種類のおせちを取り扱っている。デパートによると原材料費の高騰で一部の商品が去年より3%ほど値上がりしているという。このデパートでは12月24日まで予約を受け付ける。
魚のすみかになる海草のアマモを増やそうと、備前市の海で地元の中学生などがアマモの種をまく体験を行った。この活動は、海洋学習に取り組む備前市の日生中学校と岡山市の岡山学芸館高校が日生町漁協の協力で毎年行っている。はじめに漁協の荷さばき場でアマモの種の選別を行った。海底から引き上げられたアマモは葉が溶けて泥の塊のようになっていて、生徒たちは手でほぐしながら何度も水をかけて泥を洗い流し、3ミリほどのアマモの種を取り出した。そして、船で沖に出て取り出したアマモの種を海に戻し種が入っただんご状のアマモも一緒に海に投げ入れていた。種は海底に定着すると来年2月ごろに発芽するという。
流通を学ぶ商業高校の生徒たちが商品の仕入れから販売までを手がける店が、ことしも延岡市中心部の商店街にオープンした。チャレンジショップを開いたのは延岡商業高校商業・マネジメント科の生徒たち。店内では生徒たちが門川町の製菓店と開発したドーナツのほか、県内外の高校生たちが開発したカレーやプリンなど65種類の商品が販売されている。学校で習う商取引について実地で学んでもらうのがねらいで、店での販売だけでなく仕入れも生徒たちが担った。
県内のチャイルドシートの着用率は63.4%と、去年の同じ時期より11ポイント余り低下し、沖縄県、石川県に次いで全国で3番目に低かったことがJAF(日本自動車連盟)などの調査で分かった。今回の調査はJAF宮崎支部と県警察本部が、ことし5月宮崎市と都城市の大型商業施設でチャイルドシートの使用が義務付けられている6歳未満の子ども205人を対象に行った。JAF宮崎支部は、「子どものけがなどを防ぐため保護者はチャイルドシートを正しく着用させることを徹底してほしい」と呼びかけている。
パリオリンピックの近代五種で銀メダルを獲得した青森市出身の佐藤大宗選手が、地元の子どもたちと体を動かしながら交流した。このイベントは佐藤選手の母校の青森山田高校で行われ、市内のスポーツクラブに通う小学1年生から3年生合わせて25人が参加した。
子どものころから選挙への関心を高めてもらおうと、青森市選挙管理委員会が青森市の長島小学校で模擬の市長選挙を体験してもらう講座を開き、6年生の児童21人が参加して架空の市長選挙が行われた。立候補者となった教員3人が「無料のゲームセンターを開業すること」や「小学校のテストやマラソンを自由参加にする」などの公約を訴えると、児童たちからは「予算はどうするのか」とか「学力が下がったらどうするのか」といった質問が相次いでいた。そして実際の選挙で使われている投票箱や記載台を使って選んだ候補者の名前を投票用紙に記入して1票を投じていた。このあと開票作業も行われ、無料のゲームセンターを開業すると訴えた候補が当選したことが伝えられると、児童たちは大きな拍手を送っていた。
茨城県は東海第二原子力発電所で事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測を活用し、今の避難計画に問題がないかを専門家たちが検証する委員会を設置した。新たに設置された委員会では、茨城県がすでに公表している事故時の放射性物質の拡散予測を基に避難先や避難経路などをまとめた広域避難計画の実効性を検証するという。具体的には、放射性物質が拡散する中、避難時に必要なバスや福祉車両などの確保や、被ばくを抑えるため自宅などにとどまる屋内退避を行う範囲など主に6つの項目を議論するという。委員会は原子力防災や放射線影響などに詳しい9人の専門家で構成され、初回の会合が来月17日に非公開で開催される予定。東海第二原発を巡っては半径30キロ圏内に全国で最も多い91万人余りが住んでいて事故が起きた場合、県は最大でおよそ17万人が避難の対象になると試算している。県は検証委員会を通じて事前に必要な対策が避難計画に盛り込まれているかを確認したいとする一方、結果をまとめる時期については未定だとしている。
気象情報を伝えた。
先月、北海道・栗山町に全国から球児たちが集まって初めてリーグ戦が行われた。参加したのは甲子園に出場できなかった選手や、ずっと控えで公式戦に出場する機会がなかった選手たち。52名の高校球児たちが4チームに分かれ、それぞれのユニホームを着てリーグ戦が行われた。選手は個人参加で全員が必ず試合に出場できる。このリーグ戦を企画したのは大阪で野球の指導をしてきた阪長友仁さん。選手たちが納得のいくよう全力でプレーする場の大切さを痛感したという。参加者のひとり、三重県から参加した藤井仁獅さんを取材。仁獅さんの高校は甲子園に春夏通算5回出場しているが、仁獅さんは一度も公式戦出場がなかった。そんな仁獅さんに父・力さんは練習に付き合ってきた。選手の中には甲子園出場は逃したもののプロが注目する選手も参加していた。
6日間の日程で行われたリーグ戦。前半は2本のヒットを打った藤井仁獅さん。ところが後半。バットにボールが当たらなくなっていた。選手の中には甲子園出場は逃したもののプロが注目する選手も参加していた。当てようとするあまり自分のスイングを見失っていた。宿舎に戻った仁獅さん。悔いを残さないために何をしなければならないか自分と向き合っていた。
- キーワード
- 栗山町(北海道)
リーグ戦最終日、舞台はエスコンフィールド北海道。この日のためにスイングを磨いてきた。スタンドには家族の姿があった。結果はショートフライ。家族で野球に打ち込んだ10年が終わった。藤井仁獅さんはやり残したことはないという。父・力さんは「野球を小学校からずっと続けているのを陰ながらミてきた。めちゃくちゃも言った。この経験は一生ついてくる」などコメント。仁獅さんは「もう野球はやらない。自分が思い切ってこの10日間できたので思い残したことはない」などコメント。野球に見切りをつけた仁獅さんは、いまITを学ぶ大学を目指して勉強中だという。また、今回のリーグ戦を受けて全国の野球指導者の中にも、こうした練習の成果を発揮できる場を作ることに賛同する人が増えているという。
全国に200頭しかいない貴重な牛、「無角和牛」。無角和牛の特徴は赤身。日本海に面した人口3000人余の山口県阿武町。無角和牛プロジェクトのリーダー藤尾凛太郎さん。山口県にしかいない無角和牛。かつては畑仕事に欠かせない存在だったが機械化が進むにつれ、数が減少。100頭近くまで減ってしまっていた。そこで街をあげて始めたのが元気な牛を育てて数を増やすこと。進めたのは放牧場の活用。子どもを産む母牛がストレスなく過ごせる最高の環境を整えた。さらに生まれた子牛も。お母さん牛が母乳で育てていた。エサにうまいの秘密があった。チクチクの刺激で胃が大きくなりたくさん食べられるようになるのだそう。
無角和牛を試食。厚みのままステーキ。冷たい状態から焼き色がついたらすぐ返すのがコツ。ステーキを試食した平祐奈は「お肉のジュース。うまい」とコメント。
NHKのアーカイブス映像で9月20の日の出来事をたどる。昭和28年、戦後初の「航空日」。羽田空港での祭典に約10万人が詰めかけた。明治43年に陸軍大尉の徳川好敏、日野熊蔵が日本で初めて3000メートルの飛行に成功したのを記念し、昭和15年に作られた。航空日は平成4年から空の日と改められた。
平成22年、静岡市清水区の草薙神社で“龍勢花火”が打ち上げられた。戦国時代の狼煙が起源と言われこの地では元禄年間に秋の例大祭で打ち上げられたと伝えられている。保存会に属する15の流派が花火作りなどを行う。