今年4月に解禁された日本版ライドシェアは、タクシーが足りない地域と時間帯にタクシー会社の管理のもとの運行などが条件となっている。これについて、県は福井市とあわら市、坂井市、鯖江市、越前市、敦賀市、大野市の7つの市と、永平寺町と越前町の2つの町で、この夏から実証事業を始め、ドライバーが確保できて国の許可が得られれば7月中にも本格的に導入する方針を明らかにした。県は、各地のハローワークでドライバーになりたい人を対象に説明会を開くことにしていて、6月5日に越前市、6日に福井市、13日には敦賀市で行われる。杉本知事は「夏から実証事業を始める中で、課題を検証し解決策を考えていきたい」と述べた。