ウクライナの和平案を巡り、欧米メディアは「アメリカがウクライナに領土割譲を含む大幅な譲歩を迫っている」と伝えている。こうした中、アメリカとウクライナが和平案について協議した。その後両国は共同声明を発表し、「協議は非常に生産的だった」とした上で「将来のいかなる合意もウクライナの主権を完全に守り、持続的で公正な平和をもたらすものでなければならないことを改めて確認した」としている。また協議の結果「和平の枠組みを更新した」などとしているが、具体的な内容は明らかになっていない。ロイター通信は「ゼレンスキー大統領が早ければ今週中にもアメリカを訪れてトランプ大統領と協議する可能性を両国の当局者が話し合っている」と伝えていて、和平案を巡る動きが今後活発化するとみられる。
