アメリカのエマニュエル駐日大使は一昨年12月に日本政府が反撃能力を保有することを盛り込んだ安全保障関連の3つの文書を決定したことを踏まえ、外交・防衛などでアメリカの完全なパートナーになりつつある重要な時期に会談が行われるとしたうえで、今回の首脳会談は日米同盟の新たな時代の始まりに行われる重要な会談になると強調した。また、ワシントンでは日米にフィリピンを加えた3か国による初めての首脳会談が行われる予定で、エマニュエル駐日大使は3か国が連携することで海洋進出を強める中国への抑止力をより高めることに繋がると強調した。