米国・首都ワシントンを訪問している長島総理大臣補佐官は20日、トランプ次期大統領に近い共和党議員らと会談した。来年1月の政権発足に向けて関係構築を図る狙い。長島総理大臣補佐官は20日、今回の訪米について「次期トランプ政権の関係者と安全保障分野を中心に意見交換をしトランプ政権の方向性を探ることが一番のミッションだ」と強調した。長島氏は議会を訪問して次期トランプ政権で要職への起用が取り沙汰される駐日大使を務めたハガティ上院議員と会談した。長島首相補佐官は「トランプ政権の中で“日米関係をもっとよくしていきましょう”と力強い言葉をいただいてこれからの日米関係が楽しみになった」とコメント。長島氏はこれに先立ち、大統領選で一時トランプ氏の副大統領候補に名前が挙がったスコット上院議員とも会談した。トランプ氏と近い関係者と意見交換して関係構築や早期の日米首脳会談の実現につなげたい考え。