佐藤賢希さんと馬術競技について伝えていく。92年前のメダルは個人・障害馬術のメダルだったが、今回は総合馬術の団体でのメダルであり、これは史上初という。馬術競技は五輪で唯一男女区別・身長などの制限がなく、馬もアスリートとしてケアする必要がある。馬場馬術・クロスカントリー・障害馬術をそれぞれ行っていくルールとなっていて、減点が少ないほど評価は高くなっていく。馬場馬術は社交ダンスのように細やかな演技を行うのが特徴で、白いネクタイや燕尾服がドレスコードとして指定されている。2日目のクロスカントリーは約40の障害物を乗り越える物となっていて、約5kmを走るものの、失敗すると20点ほど減点されてしまうこともあるという。そして、障害馬術は障害物を順番通りに乗り越えるのが特徴だが、前日に長距離を走っていることで体調管理が難しいのだという。日本は馬体検査をクリアできずに20点減点されながらも銅メダルに輝く形となった。そして、表彰式には馬も参加し、ここではメダルの代わりにリボンが馬に贈られるのだという。