石川県七尾市にある田鶴浜体育館は避難所となっており、ある一室ではお酒やジュースを飲みながら談笑している姿が確認できる。避難所の中に居酒屋「語ろう亭」が1時間限定でオープンしている。主にカニ雑炊やピーマンの肉詰めなどが用意された。語ろう亭の発案者は、被災前にこの体育館で練習していたプロバスケチームである。金沢武士団で「語ろう亭」の店主の原島さんは「皆心温かい人が多いのでせめてもの恩返しをしたい」と話した。飲食代は来店客にお任せし、集まった金額は次の材料費に充てているという。被災地は最低気温マイナス2℃以下の厳しい寒さに見舞われている。そんな中、七尾市にある「8番らーめん七尾店」ではほぼ満席の状態。提供されているのは「野菜らーめん」だが、この地域は蛇口から水は出るが、検査が実施されていないため飲料水としては使用できない。スープの水をどのように賄っているのだろうか。そこには、店のオーナーの働きかけで実現した驚きの打開策があった。
住所: 石川県七尾市田鶴浜町144