日産とホンダが協業の検討を開始すると正式発表した。1948年に本田宗一郎氏が創業したホンダはバイクや自動車だけでなく航空機からロボットまで様々な製品を開発し、独立志向が強い会社として知られている。1933年創業の日産は戦前から自動車一筋で日本の自動車産業を牽引し、経営危機に陥った1999年にフランスのルノーと資本提携して以降、三菱自動車も含めた多国籍連合で自動車開発を進めている。
両社が協業を始める分野は電気自動車の開発で、現在EV業界はテスラやBYDが販売シェアで大きく先行している。2010年に日産は世界初の量産EVリーフを販売し先行したが現在三社連合の世界シェアは3.2%となっている。ホンダはソニーグループと共同で独自のEVの開発を進めているが、基盤技術の確立は道半ばとなっている。両社は投資コストを抑える為、ソフトウェアや部品などについて共同開発や調達を検討している。現状で資本提携の考えはないとする一方、協業分野が見つかり次第事業提携に進みたいとしている。
両社が協業を始める分野は電気自動車の開発で、現在EV業界はテスラやBYDが販売シェアで大きく先行している。2010年に日産は世界初の量産EVリーフを販売し先行したが現在三社連合の世界シェアは3.2%となっている。ホンダはソニーグループと共同で独自のEVの開発を進めているが、基盤技術の確立は道半ばとなっている。両社は投資コストを抑える為、ソフトウェアや部品などについて共同開発や調達を検討している。現状で資本提携の考えはないとする一方、協業分野が見つかり次第事業提携に進みたいとしている。