上皇后さまは午後2時過ぎ、東京大学医学部附属病院を退院し、お住まいの仙洞御所に6日ぶりに戻られた。上皇后さまは6日夕方、仙洞御所でバランスを崩して転倒。翌日、右大腿骨上部の骨折と診断され入院し、8日に手術を受けられた。側近によると、術後の経過は順調で痛みはあるものの、ベッドから車いすにつかまりながら歩いて移動するリハビリを始められているということ。上皇さまは仙洞御所の車寄せで出迎え、安堵した様子で会話をされていたということ。上皇后さまはしばらくは車いすで生活し、引き続き住まいで理学療法士のサポートを受け、リハビリを続ける。