中国では潮流玩具と呼ばれるフィギュアが注目を集めている。日本のショップでも目にすることができ海外の観光客も収集する様子が見られるという。韓国・BLACKPINKのリサがSNSで紹介したことが爆発的な流行に繋がったという。背景には高級志向から中国人の嗜好が変わったことに加えTikTokなど中国SNSの普及も人気につながったと見られる。箱を開けるまで中身のわからないブラインドボックスと言う販売方法も注目の高さに繋がったと見られる。潮流玩具の人気は経済効果も期待されるものの、手頃な価格であることから大きな経済効果には繋がらないとの見方もあるという。経済都市として知られる上海でもシャッターが閉まる店も見られるなど中国は不況となる中、中国の中央銀行の調査でも貯蓄を増やすと6割以上の人が答えるなどする中、中国経済回復への希望となっていることは事実となっている。これまで中国では日本のキャラクターの偽物を手掛ける問題は現在も残っているが、その一方でクリエイティブなキャラクターを生み出しつつある状況となっている。