台湾の新総統に頼清徳氏が就任。中国と距離を置く民進党政権が初めて3期続く形となる。就任演説で中国との関係について「卑下せずおごらず現状を維持する」と強調した。ただ頼新総統は台南市長時代に「台湾は主権のある独立国家」などと発言。2014年に市長として中国・上海を訪問。中国は頼氏を独立勢力をみなし、「一つの中国」を認めない限り圧力をかけ続けるとしている。都内・在日本中国大使館はメディアを招いた座談会を開催。30人を超える日本の国会議員が就任式へ参加したことについてけん制。台湾国防部によると、けさ6時までの24時間で中国軍用機・艦船が台湾海峡の中間線付近で確認され軍用機6機は中間線を越えた。