千葉県の知事が利用してきた校舎について、県は老朽化や維持費の削減などを理由に、居住する機能を廃止して、式典の会場などとして活用していくという。千葉県知事公舎は鉄筋コンクリート造り。森田健作前知事まで過去5代の知事が居住した。しかし、現在の熊谷知事は入居せず、利用機会は少なくなっている。老朽化がすすみ、維持管理に年間500万円かかるという。県は、居住機能を廃止し、式典・迎賓の会場として活用することにした。同じ敷地内にあって使われていない副知事の公舎は解体する。警察本部本部長公舎を、現在の本部長が入居しているため、これまでどおり運用するという。千葉県管財課は、解体する施設の跡地は、土地の所有権を手放すことや、新たな施設の整備などを検討していくという。