いよいよ新紙幣が発行される。財務省が見通しとして示した更新作業の進捗を紹介。金融機関のATMは9割以上、大手コンビニ・スーパーのレジは8割〜9割程度、公共交通機関では鉄道の券売機が8割〜9割程度、路線バスの料金箱などでは6割〜7割程度と、現場では順次対応が進んでいる。熊本県内を走るバス会社ではきのう、担当者が新しい紙幣が使えないことを示すステッカーを運賃箱に貼ったり、ポスターを掲示したりする作業を行っていた。この会社ではことし12月から順次、新しい運賃箱に更新する予定だという。高知市の路線バスは、新札に対応する改修作業などにあわせて4000万円以上の費用がかかるため、当面は今の紙幣と交換することにしている。