人口に占める65歳以上の高齢者の割合が44%超となっている丹波山村は高齢者など”交通弱者”の移動を支援しようと一般の道路を走ることができる電動車の導入を計画している。電動車はゴルフカートの形の7人乗りで営利目的でなければ普通自動車免許で運転できるという。きのうは地域おこし協力隊員・村の関係者9人が参加して運転担当者向けの講習が行われ、メーカー担当者から電動車の特徴や安全確認の方法などの説明を受けた後、実際に役場周辺を運転した。村はきょう~今月21日まで住民を対象に試験運行を行い、利用希望に関するアンケート調査を行った上で新年度から計画している本格導入に向けて運行方法などを検討することにしている。担当者は「試乗会の中でアンケートを取ってどこに行くのに使いたいとか声を聞きながらコースの設定はしていきたいと思っています」と話した。