二階堂蓮選手は「中学生前は父の指導で、コーチングでやってきました。お前は世界一になるんだっていうふうに言われながら育ってきた」などと語る。ミラノ・コルティナ五輪・スキージャンプ男子NHで銅メダルを獲得した二階堂蓮選手は小学2年生のとき日本代表だった父・学さんの影響で競技を始める。五輪までの3年間一緒に練習してきた藤田慎之介選手によると辛抱強くストイック。高校時代には全国大会で優勝。高校卒業後は企業のサポートを受けながら競技を続けたいと考えていたが企業から声はかからず、大学へ進学したが1年で中退を決断。バイトをしながら競技を続行、その後所属先が決まり快進撃が始まった。オリンピック直前、学さんは金メダル祈願とへび年生まれにちなんで金色の蛇が描かれたヘルメットを手渡し五輪の思いを息子へ託した。スキージャンプノーマルヒルは飛距離のポイントと着地や姿勢の美しさを数値化したポイントの合計点を2回のジャンプで争う。1回目は101.0mの大ジャンプで6位につけた。憧れの存在でもある小林陵侑選手は100.5mで7位につけ、2回目は104.0mで終了時点で3位。二階堂は106.5mの大ジャンプ。その後、ドイツとポーランドの選手が上回ったが銅メダルを獲得した。ジャンプ競技会場は父・学さんの現役最後の国際大会となった会場。運命とも言える場所でのメダル獲得となった。日本勢は小林陵侑が8位、中村直幹が15位だった。
