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「京都国立博物館」 のテレビ露出情報

新潟・上越市の丸山秀一さんは地元愛が強いのだといい、上越市の城である高田城の模型を全て手作りで作り上げたという。15年前に町内の祭りが中止となると、子供を喜ばせるために紙と木だけで屋台の模型を作ったのが始まりだといい、高田城は本物の写真を撮影したうえで平面図を作り、軒垂木と軒瓦は本物と同じ数になっている。帰社後に2時間ずつ組み上げて6年という年月をかけたという。そして、依頼品は地元・上越市出身の富岡惣一郎による油絵だが、描かれているのは大分・久住高原だといい「月と久住高原」という題名となっている。オークションで7万円という額で手に入れたのだという。
富岡惣一郎は南魚沼市・トミオカホワイト美術館の名前にもあるように、白という色に惹かれた洋画家となっている。場所として南魚沼市を選んだ理由についても「名峰・八海山が激しく私を呼んだから」と明かしていた。1922年に高田市で生まれ、高校時代は美術クラブに入り、上京して独学でひたすら油絵を描いていった。転機となったのは36歳のときで、志賀高原を訪れると19年ぶりに見た雪山の美しさに心を打たれ、純白の世界を描いてみたいと白の美しさに挑むようになった。かつては白の絵の具を世界から取り寄せたもののひび割れや変色など劣化に苦しみ続けたが、缶に入れて1年以上熟成された絵の具を使うと理想的な白をようやく手に入れ「トミオカホワイト」と名付けられた。道具にもこだわりが見られ、パレットナイフは10cm~1mを超えるものまで12本を扱い、刀鍛冶に依頼した特注品となっている。「抽象・ブラックライン」などの作品で注目を集めると、1965年には会社を退職して渡米した。華やかなポップアートがもてはやされた当時のニューヨークでも白の世界は東洋の白と評価された。7年後に帰国した富岡は全国を巡り日本独自の自然美を探し求めるとともに、雪舟の「天橋立図」にみられる俯瞰の構図に触発されヘリコプター・セスナ機からの撮影を題材に雄大な自然を描いていった。中でも「信濃川・卯の木 A」など信濃川シリーズは純白の大地をうねりながら流れる真っ黒な信濃川の力強さ、雪に埋もれた木々の生命力が引き出されている。65歳を過ぎると色彩を用いた作品も増えていき、まばゆい光を放った刹那消えていく花火の光を描いた「花火・長岡 A」や夕焼けの中で色づく雲を描いた「雪雲・夕・槍ヶ岳」などの作品も見られ、一瞬しか見ることのできない姿を画面に焼き付けていった。そして、最後に発表されたのは「星・ブラック」「星・ホワイト」という2つの作品で、無機質な星の中でMy heartと呼ばれたピンクの点が魂のように白黒の中に輝く様子が見られる。そして、依頼品は「月と久住高原」と言うもので、雪に覆われた高原にうねるような黒の線が迫るような力強さがあり、さり気なく照らし出す月の存在がみられる。一方で依頼品に無数の亀裂が作品に目立つのは気がかりとなる。
住所: 京都府京都市東山区茶屋町527
URL: http://www.kyohaku.go.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年10月25日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京
新美の巨人たち新美の巨人たち
絵金は元々狩野派だった。狩野派は、室町時代に誕生し、江戸時代には将軍家の御用絵師として絶大な力をもった絵師集団。絵師金蔵は高知城下で谷結の子として生まれた。幼い頃から画才を発揮し、18歳で江戸に出て狩野派で修行していた。鷲図は躍動感にあふれる見事な筆致。故郷に帰り、町人から御用絵師という入りの出世をした。しかし33歳で人生が暗転したが突然の身分剥奪で城下追放[…続きを読む]

2025年10月20日放送 20:30 - 21:54 テレビ朝日
クイズプレゼンバラエティーQさま!!一度は見てみたい!日本のスゴい国宝ベスト10
ズームアウト問題「歴史のプロが選ぶ!9位 日本のスゴい国宝は何?」。ヒントは「江戸時代に描かれた屏風絵」。正解は「風神雷神図屏風」。1952年に国宝に指定。かつては京都府の建仁寺が所蔵していたが、現在は京都国立博物館で保管。数年に一度公開されている。
ニュース問題「国宝・風神雷神図屏風が飾られたこの名所はどこ?」。

2025年9月26日放送 9:00 - 10:25 日本テレビ
DayDay.ナゼ?ナゼ?
茨城県日立市にある茨城県立国民宿舎 鵜の岬は宿泊利用率が36年連続で全国1位。国営国民宿舎は全国に40か所以上あり、地方自治体などが運営する公共の宿泊施設のこと。都心からく車で約2時間の日立市。自然が多い観光スポットで有名なのは日本一長いすべり台。鵜の岬は去年、部屋のリフォームが完了し、さらに人気になっている。最上階には展望風呂がある。お値段は1万4890円[…続きを読む]

2025年9月20日放送 19:30 - 20:50 NHK総合
ブラタモリ京都 国宝・三十三間堂SP
三十三間堂は山からの伏流水が噴き出てくる立地に建っている。そのため、深さ1m50cmの深さまで砂と粘土を交互に積み重ね土壌を改良した。この800年前に行った土壌改良は阪神・淡路大震災からも三十三間堂を守ることとなった。かつて、三十三間堂は南大門と大仏殿の間に建っていた。大仏殿には豊臣秀吉が造った大仏があった。後に大仏殿は焼失している。秀吉の死後、西向きの大仏[…続きを読む]

2025年9月12日放送 19:25 - 21:54 テレビ東京
所さんのそこんトコロ街道一のお宝を探せ!東海道編
狩野永納が描いた二隻の屏風絵を紹介した。

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