明治23年4月9日には琵琶湖疏水が完成した。琵琶湖から京都まで水路でつながり舟でも行き来できるようになった。琵琶湖疏水は明治2年の東京遷都で活気を失った京都を近代的な街にするために取り組まれた大事業だった。疏水の長さは8.7キロそのうち2.4キロを占める第1トンネルはゆう水に悩まされ17人が亡くなる難工事となった。台車で舟を引き上げるインクライン、様々な技術を取り入れ疏水は完成した。その後、水力発電所や第2疏水も作られ新しい京都の街作りが進んだ。
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