東京都は、夏頃までに本格的に実施することを目指し、AIが相性を見て交際相手を紹介する独自のマッチングアプリの開発を進めている。アプリは、昨年12月から、都の交流イベントの参加者を対象に先行利用が始まっており、都によると、登録には、最終学歴や年収などの個人情報を入力する必要がある他、顔写真付き本人確認書類に加え、自治体が発行する独身証明書、源泉徴収票などの提出が条件となっている。また、誓約書に署名することや入会面談を行うなど登録の厳格化を図っている。厚生労働省が5日に発表した2023年「人口動態統計」によると、1人の女性が産む子供の数の指標となる「合計特殊出生率」は、1.20となり、過去最低を更新した。中でも、東京都の出生率は0.99と、全国で初めて「1」を下回った。