テーマ「防犯防災にAI」。茨城県つくば市では先月、街の防災にAIを活用する実証実験が始まった。大規模な災害が発生すると、一度にさまざまな情報が殺到するため、整理が間に合わず初動に遅れが出ることが少なくない。そこで行われているのは撮影された画像の場所を特定する災害時を想定した実験。投稿された写真をAIの力で衛星画像と照合して、緯度と経度を推定。デジタルのマップを瞬時に作成するというもの。うまく活用できれば、いち早い人命救助などにつなげられる可能性もある。仕掛けているのは、IT大手のNEC。この技術で自治体の災害対応を側面支援できないかと考えている。実験開始から1か月余りが経ち、危機管理の第一線を消防本部の職員に近況を報告した。マップ上では、地元住民が撮影した写真が早速反映されていた。NECはここ数年防災向けのサービスを充実させていて自治体へのアプローチを強めている。能登半島地震の映像。NECレジリエンスDX統括部・宮崎真次さん、つくば市消防本部の職員のコメント。解説キャスター・山川龍雄のスタジオコメント。スマホ、アジラ、事故、高速道路、車両、警察に言及。