震度7の揺れを観測した石川 志賀町北部の富来。この地区の民生委員の板野美作子さんは、自身が担当する支援が必要な高齢者約50人の状況把握を進めている。この日訪ねたのは一人暮らしの叶不二江さん。2人は30年以上の付き合い。叶さんは一度は避難所に身を寄せたが、ほとんど寝ることもできず二晩を過ごした。地震以降血圧200以上が続くなど、体調の変化が現れている。板野美作子さんは心に寄り添うことしかできない、等と話していた。
支援が必要な高齢者はどのくらいるのか、志賀町では在宅避難者の健康状態を確認するため保健師による訪問調査を行なっている。富来地区を訪れた福岡県の保健師は、地図を確認しながら訪問先を探していく。これまでの調査で継続的な支援が必要な人が少なくとも40人以上いることがわかった。高齢者の健康を支える介護施設では、今後の運営に課題が出てきている。利用者の多くは自宅で避難している高齢者。地震の影響で建物に大きな被害が出ている。従業員も被災している中、十分な人手を確保し続けられるか懸念を強めている。
支援が必要な高齢者はどのくらいるのか、志賀町では在宅避難者の健康状態を確認するため保健師による訪問調査を行なっている。富来地区を訪れた福岡県の保健師は、地図を確認しながら訪問先を探していく。これまでの調査で継続的な支援が必要な人が少なくとも40人以上いることがわかった。高齢者の健康を支える介護施設では、今後の運営に課題が出てきている。利用者の多くは自宅で避難している高齢者。地震の影響で建物に大きな被害が出ている。従業員も被災している中、十分な人手を確保し続けられるか懸念を強めている。