侍ジャパンの試合で、能登半島地震で被災した小学生の女の子2人が始球式に臨むという。石川県輪島市の河井小学校6年の徳野由子さんは、大阪市で行われる、侍ジャパンの強化試合の始球式でのピッチャーに選ばれた。徳野さんは、去年、全国ベスト8に輝いた石川県の選抜チーム「輝プリンセス」でピッチャーとして活躍。この大舞台に徳野さんを誘ったのは、「輝プリンセス」のチームメイトで石川県七尾市の山王小学校6年の扇瑠花さんだ。元日の地震で被災した2人には、強い思いがある。ふるさと能登の復旧と復興、そして、未来への思いをその一球に込めるという。