能登半島地震の被災地・輪島市の小学校が合同で入学式を開いた。新入生の谷内涼真くんは輪島市で被災して、2次避難先で家族と暮らしてきた。涼真くんは輪島で入学したいと決断した。仮設住宅に入居できるまでは両親と離れ、輪島市内の避難所で祖父母と生活しながら通学することを決めた。珠洲市の県立飯田高校でも入学式が行われた。校舎の壁にはヒビが入り、トイレが使えない状況が続いている。それでも地元に残る決断をした50人余が入学した。一方、輪島市の老舗和菓子店は約3 か月ぶりに販売を再開した。能登町にある観光施設は約3か月ぶりに一部営業を再開した。