午前9時、叡王戦第4局が始まった。先に3勝した方が勝ちの5番勝負で、藤井八冠はここまで1勝2敗だった。今回の見届人のアマチュア天文家の藤井哲也さんは、藤井八冠と同じ愛知県出身である。見届け人は抽選で選ばれた一般人1人が対局を見届けられ、対局を他のプロ棋士から生解説してもらえ、前日検分に同席できるなどの特典がある。昨日の前日検分に同席した。将棋の駒は対局後にプレゼントされる。午前9時、伊藤匠七段の先手でスタートした。伊藤七段はタイトル挑戦では過去2回、藤井八冠を相手にいずれもストレート負けしていたが、今回叡王戦で始めて先に王手をかけている。お昼ご飯、藤井八冠は「チキンのトマト煮込み」で、伊藤七段は「国産牛ローストビーフ丼」で、見届け人の藤井さんは藤井八冠と同じメニューを選び、おやつは伊藤七段と同じメニューを選んだ。見届け人の藤井さんは2人にプレゼントとして、天体観測施設に招待するという。対局は先ほど藤井八冠が勝利した。叡王戦最終局は6月20日、山梨県甲府市で行われる。