京都アニメーションのスタジオが放火され社員36人が亡くなった事件からきょうで5年を迎え、現場の跡地では追悼式が営まれた。事件が起きた第1スタジオの跡地で営まれた追悼式は先ほど終了し遺族や関係者らおよそ150人が参列した。式の中で京アニ・八田英明社長は「36人の仲間は日本を代表するクリエーターだった。みんなが残してくれた志を胸に作品を作り続けていく」と改めて再建に向けた決意を語った。5年前のきょう、京都アニメーション第1スタジオが放火され、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った。今年1月に殺人などの罪で死刑判決を言い渡された被告は判決を不服として控訴している。現在は更地となっている第1スタジオの跡地には京アニの事業所が再建され、そこには亡くなった36人の氏名を刻んだ非公開の慰霊碑が建立される予定。