諸我晃さんの今日のドル円予想レンジは157.00円~158.00円。諸我さんは「昨日はドイツCPIの上昇があり、米国金利の上昇が続いたのでドル円は5月月初の水準の157円台後半まで上昇しています。ここからは為替介入の警戒感もあり上値は重くなってきますが、明日のPCEデフレーターを控え、ドル円相場は底堅い展開になりそうです。現在の日米金利差を見ると円売りポジションが縮小に向かうタイミングはもうしばらく先になりそう。円キャリー取引のリスクはドル円がこうした場合の為替損失。相場が上がらなくても下がらなければ金利差分の収益は得られるでしょうFRBの利下げ、日銀の利上げによって金利差が縮小してくると円キャリー取引の魅力も薄れ、ドル円相場は年末にかけて徐々に下落に向かうかもしれません」などと話した。