農林水産省によると、民間在庫(市場に出回るコメの量)は2022年9月以降前年の同時期を下回る状況が続いていた。しかしきのう発表された5月末時点の民間在庫は2年9か月ぶりに前年同時期より増加し、3万トン多い148万トンだった。この中には競争入札により売り渡された備蓄米19万7000トンが含まれる。農水省は備蓄米の流通が増えたことや、それにより業者などが抱え込んでいた在庫を売りに出す動きがあったことが増加の背景ではないかとしている。
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