静岡市の調査の対象となるのは口径2メートル以上の下水道管が埋設されている計10.7キロの道路。埼玉・八潮市の陥没事故を受けて路面の下に空洞ができていないかを緊急で調べることになり、業者に委託してきょうから調査を始めた。調査は専用の車を使い、一般車と同じ速度で走行しながら、車体の下部から地面に向けて電磁波を照射し、空洞がないか調べるという。きょうとあすの2日間で対象となる道路を回り、早ければ1週間ほどで空洞があるかやその大きさを解析できるとしている。市によると、国の緊急点検の対象となっている下水道管は市内にはないが、きょうから始まった空洞の調査に加え、マンホール内の状況の確認など緊急の点検を進めているという。