参議院選挙で大敗を喫した自民党の石破総理が、昨日の会見で続投を正式に表明した。野上慎平アナの解説。衆議院・参議院で少数与党となり厳しい状況。石破総理続投の場合は野党から内閣不信任案が提出される可能性があり、仮にこれが可決されれば10日以内に衆議院解散か内閣総辞職のどちらかを選ばないといけない。時事通信社の山田氏によると、解散の場合、今は野党が勢いがある状況のためさらに議席を減らすリスクがある。総辞職の場合は総理大臣指名選挙が行われ、野党から総理が選出されて政権交代する可能性もある。一方自民党内からは石破総理の退陣論が高まっていて、辞任に追い込まれる可能性も指摘されている。山田氏によると、野党はそれぞれの政策や憲法の考え方に開きがあり、連立して総理候補を選出することは難しいのではないかということ。現実的なのは自公連立政権に一部の野党が加わる連立拡大路線。連立に加わる可能性が高いのは国民民主党だという。