自民党と日本維新の会は党首会談を行い、連立政権を樹立することで正式に合意し、両党首が文書に署名した。文書では内外共に厳しい状況にある中、立場を乗り越えて安定した政権を作り上げ、日本再起を図ることが重要だという判断に立ち、全面的に協力し合うことを決断したとしている。そして、国民に寄り添った経済対策を速やかに実現することや憲法改正に加え、安全保障・社会保障・統治機構を含めた構造改革を推進することを盛り込んでいる。その上で、あす召集される臨時国会で行われる首相指名選挙で協力すると明記している。吉村代表が譲れない絶対条件とした「国会議員の定数削減」については衆議院議員を対象に1割を目標に削減するため、臨時国会に議員立法で法案を提出し、成立を目指すとしている。