きのうの円相場は157円90銭台まで円安方向に進んだ。政府日銀が5兆円規模の為替介入を行ったとの見方がある中で再び円安に進んだ背景にあるのが、米国の根強いインフレ。30日に発表された雇用関連の経済指標が市場予想を上回りFRB利下げがさらに遅れるとの観測が広まった。日本の市場ではさらなる為替介入への警戒感が高まっている。一方で市場関係者はすぐ使用できる額は残り42兆円ほどだという見解を示していて5兆円規模の介入であれば8回ほどが限度。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.