ガソリン車から電気自動車へ、世界で進むEV化への流れ。販売台数は今後5年で2倍以上になると予測されている。その変革の波は車作りを支える中小企業にも押し寄せていた。愛知県刈谷市にある「サーテックカリヤ」は、自動車部品を中心としたメッキ専門企業。ドアノブから車体内部に使われる見えない部品まで6000種類以上製造している。工場は国内に留まらず海外にも展開しており、年間売り上げは約216億円。サーテックカリヤの強みは、多くの人材を投入した部品検査による品質管理。しかし、2018年にエンジン部品の新規開発がなくなると告げられたという。エンジンを持たない電気自動車はガソリン車に比べ部品数が少ない。長年、黒字経営を続けてきたサーテックカリヤは岐路に立たされた。
