2025年12月7日放送 16:00 - 16:55 テレビ東京

その灯を消すな!
【能登でカキ養殖の承継に密着!ニッポンの美味しいカキを世界へ】

出演者
朝日奈央 児嶋一哉(アンジャッシュ) 伊藤暢人 
(その灯を消すな!)
コンビニ改革のプロが???を承け継ぐ 石川 能登半島を選んだワケとは?

石川県・能登半島。今年も収穫の季節がやってきた。牡蠣の養殖が盛んな能登では焼き立てをそのままいただくのが主流。そんな能登の地で「地元に根ざした新しい事業承継」が始まろうとしている。仕掛けたのは能登から車で約1時間のところにある「よしだ商運」。運送に係る業務だが、そのスタイルは独特。荷主と運送会社をつなぎ物流を支えるのが「よしだ商運」の仕事。1日の電話件数は300件以上。現在35歳、柳橋さんが社長に就任したのは3年前。かつて大手コンビニエンスストアに務めていた柳橋さんは、スーパーバイザーとして担当店舗の売上向上を指導していたという。独自の発想でコンビニ売り場を改革。京都・滋賀・奈良・兵庫の4エリアを担当し、いずれも売上トップを叩き出した。しかし元々経営者になりたいという願望があったことと、母親の出身地・石川が好きだったことで「起業するなら石川で」と思っていたという。大手コンビニで実績を重ねた柳橋さんだが2022年に脱サラ。家族3人で京都から大好きな石川県に移住した。そして「よしだ商運」を事業承継。「固定費が少なく、電話1つで仕事が成り立つ」というビジネスモデルに魅力を感じ、前社長の芳田さんから受け継いだ。現在、従業員は2人。積極的な営業で運送エリアを広げ、売り上げは承継前の1.5倍にまで成長。そんな柳橋さんの思い出の地は七尾市中島町。目の前は海という場所で幼少期を過ごした。柳橋さんの大切な少年時代の原風景。母屋の裏には畑があるり、大人になったいまでも足繁く通う思い出の地。しかし2年前に起きた地震の影響で仕事が減り、能登を離れる人が絶えないという。そこで柳橋さんが考えたのが新たな事業承継。

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(オープニング)
オープニング

能登の活性化に挑む! 

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能登(石川)
オープニングトーク

朝日らは事業の灯を未来につなぎ事業継承を見つめる番組だと番組説明をした。能登の活性化についてスタジオメンバーはトークをした。

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(その灯を消すな!)
83歳…能登の??養殖を次の世代へ

午前5時、石川県能登半島。能登の漁師が養殖場へと向かう。カキ用職歴45年の大ベテラン・木村功さん御年83歳。カキの収穫期は冬。海中を漂うカキの稚貝はホタテの貝殻に付着しそこで育つ。木村さんは妻と妹と営む家族経営。カキの殻にこびりついたフジツボなどの汚れを1つ1つ削り落としていく。収穫したばかりのカキをその場で味わってもらおうとカキ小屋も営んでいる。一番人気のセットは「焼き牡蠣20個」に「カキの炊き込みご飯」。カキフライにカキの春巻き、そしてカキアイスまでがついた焼き牡蠣セット。週末は全国各地のイベントにも出店。そんな生活を40年以上続けてきた木村さん。後継者がいない木村さんは震災の直後、事業承継を決断。しかし木村さんは腰掛けと考えている人ばかりで嫌になったとしている。そんな木村さんのもとにようやく任せられる人物が現れた。よしだ商運の柳橋大輝さんだ。2人は遠い親戚同士。今年1月、木村さんが後継者を探していると知った柳橋さん。牡蠣養殖は未経験ながらも自分に継がせてほしいと申し出たという。

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コンビニ改革のプロが新たな挑戦 カキ養殖と運送業で能登に雇用を!

この秋、柳橋さんはすでに能登の活性化を目指し動き始めていた。それが、これまでとは全く違う新たな養殖方法。バスケットの中でカキを育てるバスケット養殖。定期的にひっくり返すことでカキは汚れがつきにくくなりプランクトンをたっぷり吸収。いままでの方法はカキが収穫できるまで2年ほどかかっていたが、なんと半年で収穫できるという。さらに新しい品種に変更し冬にしかとれなかったカキを一年中収穫できるように。バスケット養殖で新しい品種を育てれば従来の3倍以上のカキが収穫でき、しかも1年中出荷できる、能登に新たな雇用を生み出せる。柳橋さんは大分でこの養殖に成功している生産者を訪ね、その技術を学んだという。オーストラリア製のバスケットの総額は約300万円。バスケットを反転させる機械は約300万円。さらに新しいカキの稚貝は約300万円。しかも毎年仕入れが必要になる。現在の投資額は約1000万円。最新の養殖方法だけにそれなりに費用がかかるようだ。2度目の事業承継に挑む夫。妻・朋子さんは「運送してカキ養殖もして。業種もバラバラだし。イケるのかなという不安はある」などコメント。カキ養殖で新たな雇用を生み出すまでは二足のわらじで挑み続ける。柳橋さんに迷いはない。

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2025年11月7日。事業譲渡契約書に調印する日。事業承継にあたって、資産査定や法的な手続きなどの支援を受けてきた。こうして、柳橋さんは木村功商店の経営権、カキ小屋などを譲り受けた。調印式を終えた2人はそのまま夕方の収獲へ。バスケット養殖はまだ全体の2割ほど。当面は木村さんの力を借りながら進めていくという。事業承継で未来へつないだカキ養殖。いま、能登の活性化へ向けて走り出した。

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大沼真樹新井健太日本政策金融公庫木村功商店能登(石川)
スタジオトーク

日経BPコンサルティングの伊藤さんは「収穫量が圧倒的に増える。それを売っていくことで回収できる。ただ、単に漁協に持っていくのではなくてカキ小屋も持っているので、卸すよりももっと高い値段で食べてもらうことができる。そこでも利益率が上がっていくし、能登は夏の方が観光客が多い。もっともっと売上が伸びる」などコメント。

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EV化が進む“自動車産業の大変革”年商200億円 ??企業のM&A

ガソリン車から電気自動車へ、世界で進むEV化への流れ。販売台数は今後5年で2倍以上になると予測されている。その変革の波は車作りを支える中小企業にも押し寄せていた。愛知県刈谷市にある「サーテックカリヤ」は、自動車部品を中心としたメッキ専門企業。ドアノブから車体内部に使われる見えない部品まで6000種類以上製造している。工場は国内に留まらず海外にも展開しており、年間売り上げは約216億円。サーテックカリヤの強みは、多くの人材を投入した部品検査による品質管理。しかし、2018年にエンジン部品の新規開発がなくなると告げられたという。エンジンを持たない電気自動車はガソリン車に比べ部品数が少ない。長年、黒字経営を続けてきたサーテックカリヤは岐路に立たされた。

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サーテックカリヤトヨタ自動車刈谷市(愛知)国際エネルギー機関
スタジオトーク

EV化について伊藤暢人は「自動車産業は日本を支える最大の産業。国内の自動車メーカー約10社に約6万8000社の部品メーカーが連なっている。」などと話した。

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「自動車業界」サプライチェーン動向調査(2025年7月)アフロゲッティイメージズ帝国データバンク
自動車産業“100年に一度の大変革”束ねて戦う!ロールアップ型M&Aで挑む!

愛知県名古屋市にある「セレンディップ・ホールディングス」は、サーテックカリヤとタッグを組み新たな挑戦に踏み出そうとしている。竹内社長の曽祖父・明太郎さんは、日産自動車の前身となる快進社を設立した。さらに重機メーカー「コマツ」も創業し、日本の産業界に大きな即席を残した。竹内社長は集めた資金を投じ、同じ業界の企業を束ねることで、力を強めるロールアップ型M&Aを行った。これにより、それぞれの企業の技術を組み合わせることで事業の幅を広げ競争力を高めた。親族内承継で技術や理念を守り続けてきた中小企業だが、近年は第三者によるM&Aが注目されている。サーテックカリヤも親族内で承継してきており、現会長の竹内克弘さんは1986年に社長に就任すると製造ラインを増設し、毎年高い成長を続けた敏腕経営者だった。

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M&Aのトップ面談を迎えた。セレンディップが手を挙げた時に会長は「会ってから判断する」としたという。サーテックカリヤは企業を売り買いしていくファンドでないと決断した。売却を前提としてM&Aはしないことをセレンディップは信念としている。2018年に傘下となった三井屋工業は自動車外装部品のホイールライナーを製造、セレンディップグループのエクセルに静音技術を渡しエンジン部品を開発、相乗効果でM&A後の年間売り上げ高は39.6%アップした。サーティックカリヤ竹内会長はM&Aを承認、セレンディップは動き出した。売り上げ規模はほぼ同じで経営に失敗すると共倒れのリスクがあるが竹内社長は「レバレッジド・バイアウト」の一手を打った。住宅ローンを同じ仕組みでM&Aを行うが違う点は「未来に対しての共感」で相乗効果を明確に示し成長戦略を描くことで資金を得られる。自動車部品で培ってきた機能性メッキの技術は半導体・ロボット分野での需要拡大が見込まれるという。今年7月に2社契約が成立、サーテックカリヤのM&Aは自動車業界から注目された。メッキ加工を担うサーテックカリヤが傘下に入り、セレンディップのものづくりに新たなシナジーが生まれている。変革推進のため元トヨタ自動車の酒井専務が着任、今まででられなかった分野にもでていけるという。日本のものづくりを再び世界トップにするためM&Aで仲間を集め躍進を続ける。

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「障がいを持つ人の賃金上げてみせる!」あれから1年…若き経営者 挑戦の結果は?

番組は去年7月に就労訓練として藍染を行うメリーランドホールディングスを取材した。2020年には高校卒業資格が取得できるメリーランド高等学院が開校、子供から大人まで幅広い世代を支援している。メリーランドホールディングスの若林社長は障がい特性を持った方の雇用を目的とした事業承継に挑戦している。事業承継を行ったのは栃木市にある雑貨商品製造をする佐藤縫製工業。昨年創業から55年を迎えたが看板を残したいとする創業者の思いから決断し若林さんが手を挙げた。障がい特性から手に職を付けられる仕事が向いていること強みなどから活躍できるとし2024年7月に成立した。1年後、業績は順調で福祉作業所では工業用ミシンを4台購入したという。佐藤縫製工業でも今年春から勤務歴10年の津端さんが工場長に就任、福祉作業所では障がい特性を持つ人たちに仕事を指導している。初めて縫製業に携わった若林社長にサポート役として津幡さんを推薦したのは前社長の佐藤さんだった。佐藤さんは現在会長に就任、世代交代をうまく進めている。新たな試みとしてインスタグラムで紹介しと言わせが殺到しているという。最大の変化とは。

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AKB48が突撃!お宅で1番のDXはなんですか?

AKB48が突撃!お宅で1番のDXはなんですか?の番組宣伝。

(その灯を消すな!)
「障がいを持つ人の賃金上げてみせる!」あれから1年…若き経営者 挑戦の結果は?

1年前に事業承継をして今、最も変化したことが給料。事業承継前の工賃は時給約200円ほどだったというが、事業承継後は佐藤縫製工業の受注品にも取り組めるようになり、時給は約300円からスタート。技能に応じた工賃を支払えるようになった。事業承継後の1カ月の平均工賃はそれ以前の約2.8倍に増加した。  

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メリーランド高等学院佐藤縫製工業栃木市(栃木)障がい福祉サービス事業所 Honu
「障がいを持つ人の賃金上げてみせる!」あれから1年…若き経営者 挑戦は続く

経営者は目標について、佐藤縫製については自身の代で30~35年としっかり継続させてこの地域には佐藤縫製が必要だと思われるようにやっていきたいとし、障害とか高齢とか子どもだからとかという言葉が出てくる世の中ではあるが、みんなが一緒になって生きていくのが福祉のあり方ではないかなどと話した。目指すは障害特性をもつ人たちが佐藤縫製工業で働ける未来。事業承継を経て挑戦は続く。  

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