石破内閣は初入閣が13人、再任が2人、閣僚経験者の再入閣が4人。女性の入閣は2人で、去年9月発足の第2次岸田第2次改造内閣に比べて、3人少なくなった。俳優としてテレビドラマなどで活躍していた三原じゅん子氏。参議院選挙で初当選したのは、2010年。がんを患って闘病した経験から、命や健康を守る政策のほか、女性の雇用を巡る問題などに取り組んできた。今回、こども政策担当大臣として、初めての入閣。知名度のある三原氏を起用することで、女性活躍を推進する姿勢を示すねらいもあるものと見られる。経済安全保障担当大臣に起用される城内実氏は初めての入閣。外務省の職員を経て、2003年の衆議院選挙で初当選した。2005年の郵政民営化関連法案で当時の安倍幹事長代理の再三の説得を振り切って反対票を投じ、離党。その後、復党した。これまでに外務副大臣や環境副大臣などを務めた。きょう午前には、内閣府の担当者から今後の予定などについて説明を受けた。総裁選挙を前に義理の父親、加藤六月元農林水産大臣の墓参りをした加藤勝信氏。総裁選では1回目の投票で、最下位だった。当選7回の68歳。今回、財務大臣に起用される。安倍内閣では官房副長官や、一億総活躍担当大臣などを歴任。菅内閣では官房長官として支えた。厚生労働大臣を3回務めていて、幅広い分野の政策に明るいことで知られている。