「北朝鮮に戻りたいか」という質問に頷いていたのはロシアでウクライナ軍に捉えられた北朝鮮の兵士。これは先月公開された動画だが、韓国メディアは捕虜収容所でこの26歳の北朝鮮兵士にインタビューしたときょう報じた。ロシアへは去年10月に向かったと話した兵士は「留学生として訓練すると聞いていた。戦闘に参加するとは思っていなかった。」と話した。しかし先月、ロシア軍とともにウクライナとの戦闘に参加することになった。北朝鮮兵士は「ロシア側は援護の攻撃をまともにしてくれなくて私達の部隊の多くが犠牲となった。」と話した。犠牲者の多くはドローン攻撃によるものだと言うが、同行していた北朝鮮監視要員からは「ドローンの操縦者はみんな韓国の軍人」と伝えられていたという。韓国軍がウクライナに派兵されているという事実はない。北朝鮮兵士たちの敵対心をあおる目的があったのか、これまでにロシアへは北朝鮮から約1万2000人の兵士が派兵されたと伝えられている。